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宮崎県の伝統野菜「佐土原なす」について

宮崎県の伝統野菜「佐土原なす」について

みなさんは宮崎県の伝統野菜“佐土原なす”をご存知でしょうか?
さつまいもと見間違えられるほどに、しっかりと肉付きの良い体裁をしていて、別名「奇跡のなす」とも呼ばれています。今回はそんな佐土原なすについて紹介したいと思います。

宮崎伝統野菜“佐土原なす”とは?

1200年以上の歴史をもつ伝統野菜「佐土原なす」。しかし、一度は食卓から姿を消したなすなのです。

このなすは九州で最も栽培が盛んに行われていた長なすの一つで、佐土原藩(宮崎県佐土原町、新富町、西都市および宮崎市の一部)の名前に由来して“佐土原なす”と呼ばれるようになったと言われています。

 

佐土原なすの特徴

色は本来黒紫色ですが、環境条件に敏感であり、夏季には赤紫色になる事があります。食感は、果肉が柔らかく甘いので舌の上でほぐれるような食感があり、焼きなすのようなシンプルな料理に合うと言われています。

ただし、佐土原なすの特徴はこれだけではありません。
これだけ甘味が強いなすにも関わらず、煮物などじっくり火を入れて調理する際に、なんと煮崩れしません。

火を通しても実がしっかりしている、これが佐土原なすの一番の強みかもしれません。

 

絶滅した佐土原なす、4 粒の種から奇跡の復活

佐土原なすは、戦後から続いていた生産効率・見栄え重視の市場に淘汰され、1980年頃には生産されなくなり、食卓から姿を消してしました。

宮崎県佐土原町の種苗会社に勤めていた梶田与乃助さんは、売れなくなった佐土原なすの種子の保管を県総合農業試験場にお願いしました。

2000年、試験場は20年近く保管していた種を撒き、多くの不発芽の中に4粒の発芽に奇跡的に成功しました。それから2年後、育てた35株の小さな苗の栽培を宮崎市住吉の外山晴英さんに託しました。

 

佐土原なすをもう一度食卓へ

苗を譲り受けた外山さんは、試行錯誤を繰り返しながら、ようやく少量を出荷。その懐かしさと口のなかでとろける美味しさはすぐに評判になりました。

『この美味しい宮崎の伝統野菜をもっと多くの人に届けたい。』

使命感を共有する生産者が集い、2005年「宮崎市佐土原なす研究会」を発足。現在も栽培技術の向上にひたむきに取り組んでいます。生産者自ら宮崎市内外の祭事でと足を運びPR活動も行っており、宮崎県民から愛される宮崎伝統野菜“佐土原なす”に戻りつつあります。

やお九州は、宮崎の、九州の一次産業から日本を盛り上げようという想いがあります。同じ志ある生産者さんたちの想いが詰まった佐土原なす、ぜひ全国のご家庭に届けていきたいと思います!

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