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奇跡のりんごで話題。自然農法ってなんなの?

奇跡のりんごで話題。自然農法ってなんなの?

やお九州の服部です。

病気や害虫から作物を守るために、ルールで決められた農薬を使ったり、収穫量を増やすために、化学肥料等を使って栽培する慣行栽培。堆肥や腐葉土など自然のものを肥料とし、土を元気にする有機栽培。栽培期間中に薬を使わない無農薬栽培など、栽培方法は各生産者によって、また栽培する農産物によっていろいろあります。

その中に「自然農法」という栽培方法があります。
野菜そのもの、土地そのものの力で育てる栽培方法です。

私も最初は、「いやいや、野菜なんだから、もともと自然でしょ」と思ったのですが、そうじゃなく、不耕起(耕さない)、不除草(除草しない)、不施肥(肥料を与えない)、無農薬(農薬を使用しない)を特徴とする農法です。

奇跡のリンゴ

奇跡のリンゴまず、自然農法と聞くと、詳しい方は「木村秋則」氏を思い浮かべるのではないかと思います。8年かけて、世界で初めて無農薬/無堆肥でリンゴを作るという奇跡を起した方です。

この自然農法も細かく調べると、畑は耕す、堆肥ではなく、土によい菌を混ぜる、雨風から守るためのハウスで栽培等、いろいろ生産者の方法があります。

農薬や堆肥がなくても育つのか

自然農法やはり、最初の3〜5年は、野菜がなかなか育ちません。育ったとしても収穫量が少なく、大変厳しいと聞きます。

自然農法に限らず、農業の基礎は、土作りです。
「それまでの栽培により、堆肥や農薬で疲れた土地を、3〜5年かけて改善を行ったあと、ようやく堆肥をいれなくても、野菜が育つ元気な土を作ることができたんだよ!」と、生産者さんが嬉しそうに語っていました。

自然農法の生産者から言わせると「野菜が育つ為に何が必要かなんて、自然農法を見ればわかるでしょう?元気な土です。」と。

また堆肥や、化学肥料には、虫が好む物質(窒素)が入っており、そこで育つ野菜には必要以上にその物質が入ってしまいます。しかし、好む物質がない野菜は食べない訳です。

草もそうです。余計な栄養が無い土では、雑草が生える栄養はなく、5年経つと、除草の手間も少なくなります。
元気な土を作るということは、防虫の手間も、農薬も必要ないということです。
そして、僅かな栄養を摂って育つ野菜は、たくましく、元気な野菜に育つわけです。

自然農法のこれから

野菜売り場自然農法だけでなく、無農薬栽培にも言えることですが、除草や、防病(野菜の病気)、防虫などの薬を使わない分、仕事量も増えます。

そのため、大規模な畑は人手がいるし、病気などにかかると収穫量もなかなか安定しないというデメリットもあります。
手間がかかり、収穫量が少ないということは、その分、価格も高くなります。

自然農法の野菜が欲しい!買う!というお客さんの需要があれば、お店で価格競争しなくて済みますし、土地もより自然に近い環境に戻していくことができるのではないかと思っています。
スーパーに自然農法と書かれた野菜があればぜひ、試してみて下さい。

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